忍者ブログ

火も風も空も無い世界で君は僕を想い歌う

詩を書いています。 ダメ詩ですが良ければ見てやって下さい。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

long long ago…

あなたに初めて逢ったのは遠い遠い昔の話
あなたは身動きできなくなった私を
恐れることなく助けてくれた

灼熱の砂浜を渡る舟のように

何度も何度も
その舟に乗り 冷たい海の底にはない温かさを知った

泳ぎ方を知らなかった私たちは
いつの間にか溺れていたの

息もできない幸せな海で
私は あなたを待っていた

いつもの岩に腰かけ
いつものように髪を梳きながら

次の日も次の年も
ずっとずっと


ある朝 海の底で あなたを見たわ

朝日に照らされた海の底で
あなたは横たわり 動かなかった

あなたは怖かったのね
異なる種を愛すことが

でも もう自由なの
私は今も変わらず想ってる


深い深い海の底で
愛しい あなたの御魂を探しながら
今度は あなたが待っててね

拍手[0回]

PR

焔の花

紅い 君の魂

紅い焔のように
どこまでも どこまでも
空を目指して立ち上る

綺麗な 君の瞳

奥には絶えず炎が灯り
消えることなく道を照らす

純粋な 君の心

情熱という名の猪突猛進
まっすぐ突進してくる


天にも届く咆哮に願いを込め
澄み渡る空に両手を広げて笑顔を咲かせる

可愛くて律儀で
散ることを知らない
焔の花

拍手[0回]

チグリジアの憂鬱

この想いを言の葉に乗せて君に伝えられたら
僕は どんなに幸せか

どうして僕は
こんなに臆病なんだろう

君が近くにいると何も言えなくなる

どうして
紡げないんだろう

僕の口は役立たずだ
いつまで経っても
君に想いは伝わらない

こんなに君が好きで
伝えたいのに声が出ない

こんなに近くにいるのに


神様どうか
たった一言でいいから
“好き”
と言わせて下さい

僕に
たった一言を伝える勇気と声を下さい

拍手[0回]

HN:
霧景
性別:
非公開
P R
忍者ブログ [PR]
Template by repe